PDAという存在、知っていますか？

俗にいうZAURUSやPALMと呼ばれるような日本で言うと電子手帳と呼ばれるカテゴリの商品である。
PDAというのは略称でPersonalDigitalAssistantの略でありNewtonというAppleが出した一種の電子手帳の高性能版をPDAと呼んだのがはじまりである。

日本でのPDAの元祖はZAURUSである。PIシリーズが爆発的に売れ、そのあとにMIシリーズといった高性能版ものが出現し、今ではLINUXを搭載したザウルスとなっている。
PALMも一時期は世間を風靡した。1998年頃に日本語版のPALMOS搭載機のWorkPadといった商品が発売されその圧倒的なPIMの快適さ、パソコンとのリンクを最初から考えられていた設計のため予定管理といった用途での圧倒的優位を持っていた。だがあまりにシンプルな設計故にゲーム、音楽といった用途には全く向かずにPocketPCといった高性能機に取って代わられていくこととなった。

ってか、携帯電話が高性能化しすぎてPDAの存在意義がなくなってきてしまって今に至る。今でも私はTreo90というPALMの2世代前、3世代前のOSを搭載したマシンを使って予定管理をしている。あまりPDAと呼ばれるものに高性能を求めなくなったというのが大きいのかもしれない。

仕様用途としては
データベース観覧
PIM
メモ書き
日記書き
2次元バーコードを使って携帯でのメール送信
花札
ぐらいにしか使っていない現実。

うーん。昔はPDAが世界を制覇するぜ！ってか超楽しいYO！と思ってたのに普通の人は携帯電話で十分って言う世の中になってしまって寂しいですなあ。